チューリップ畑

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好き嫌い

自分も含め

同世代や近しい世代の人を見ていると

若い時より、

はっきり自分の気持ちを言うことが多くなる気がします。

 

20代ぐらいだったら、

ちょっと笑ってごまかすようなことも

「それは私は好きじゃないけど、人それぞれだからね」

のような感じで、

相手を否定するわけではありませんが

自分の気持ちも主張する感じでしょうか。

 

生きている分だけ

人間関係も広がり、様々な人と出会い

共感できることもあれば全く相容れないものを感じることもある。

人生経験を積むごとに

だんだんと自分の気持ちを出さないことで

自分が傷ついたり嫌な思いをすることが増え

それを防ぐためにも、自分の立場や意見を言ったほうがいい、

と瞬時に判断し言葉に出している気がします。

 

一種の自己防衛になるのかもしません。

 

前回の「容認」にもつながりますが

自分にとって好ましくないものや避けたいものを

ただ切り捨てるだけでは何も変わりません。

その時はそれで済むかもしれませんが

知らず知らずどんどんと自分の防御壁を高くしてしまい

いつの間にか、周りから見れば意固地な人に映るでしょう。

 

なにも、自分の感情や主張をすべて脇へ置いて

人の言うことになんでも同意しよう、ということではありません。

もちろん、人からの評価云々ということでもありません。

 

嫌なこと苦手なことをすべて「嫌だから」という自分の感情だけで

切り捨ててしまっては何も変わらないし、自分の世界を狭くしてしまうだけです。

そして、同じことを繰り返すたび

自分の心がささくれ、ますます嫌だという思いだけが募り

自分の心にこびりついてしまうかもしれません。

 

そうなると、思い出すたび出会うたび

苦々しい思いをしてしまうのは他ならぬ自分なのです。

 

自分のせいではなく

誰かのせいで自分が嫌な思いをするのは損していると思います。

 

何かあった時、とっさに自分の中でネガティブな反応が出るかもしれませんが

それで気分が悪いのは自分なのです。

 

ネガティブな思いが出たとき

その時は一旦受け止め、そこから落ち着いて見つめなおしてみると

最初に思っていたより、大したことではないことがほとんどです。

 

 

今週後半はいきなり春を通り越した気温になりそうです。

ただ来週はまた冬に逆戻り。

本当に“例年通り”と言えることが少なくて

いろいろが心配になります。

ともかくは健康第一!

みなさまもご自愛くださいませ。

 

 

 

 

 

 

 

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2025.03.04