チューリップ畑

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容認する

 

何か自分と相容れないものに出会ったとき

許せない気持ちがあっても

ひとまず、仕方ないか・・・

とやり過ごすことも

日々少なくないですよね。

 

やはり

一から十まで

自分と違うもの、

納得いかないものを排除しようとしても

相当の努力が必要だし

出来るわけでもありません。

 

そんな時、

「仕方ないな」と

しぶしぶそのままにしてしまうことは

一つの処世術なのかもしれません。

 

 

タイトルは『容認する』としましたが

この言葉の持つ意味は

「ゆるして認める事」

とありました。

若干そのニュアンスには完全なるゆるしではなく

わかっているけれども仕方ない・・・というものを感じます。

 

本当は、何か相容れないものを見たとしても

ただそういうことである、と認めてしまうほうがいいのだと思います。

なぜなら、容認には違うものへの引っ掛かりのニュアンスがあるように感じるからです。

 

でも、なかなかすんなりと

全てを認めなんの抵抗もなくゆるすことは難しいでしょう。

だからこそ、まずは納得した上での容認が大切だと思います。

 

ゆるすというのは、すべての犯罪や悪意のこもった行動をゆるせ、

というわけではありません。

社会生活を皆で送るうえでお互いを尊重し認め合うことが大切で

それを乱す行為を認めてはいけないし

減らしていかねばなりません。

ただ、そういう事件が起こったその奥には

当事者でも自覚していない何かがあるかもしれません。

 

 

たいてい身の回りで起こる“出来事”は些細なものがほとんどです。

それにいちいち心を荒立てていれば、疲れてしまいます。

落ち着いて考えてみると、大したことではないことがほとんどです。

ほんの少し、自分の心持を変えてみると違って見えることもあります。

 

 

 

 

写真は、2代目月桂樹です。

先日の強風で倒れ、素焼きの鉢が割れてしまいました。

そのため一回り大きな鉢を購入し植え替えました。

今度はだいぶずっしりした鉢になったので

倒れなくて済むんじゃないかなと思います。

 

2月下旬だというのに

今週は真冬並みの寒波だそうです。

みなさまもご自愛くださいませ。

 

 

 

 

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2025.03.12