チューリップ畑

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視点

自分の周りに

なかなか話の通じにくい人はいませんか?

 

あうんの呼吸とまでは言いませんが

世代がそう離れていなかったりすると

共通の認識や暗黙の了解だと思い

話進めているはずなのに

どうも話が嚙み合わなかったり、

思っていたものと違う反応が返ってくることがあります。

 

全ては

「当たり前」と思っていることの

前提そのものが違うためです。

 

私たちはなんとなく

無意識に同じような経験をしていて

同じように感じるだろうと思うことをベースに

特に確認しなくともわかってくれるだろうという思いを基本にしています。

 

でも、それは一人一人違います。

同じ町に住んで同世代だったとしても

まったく同じ経験をしているわけでもないし

同じ出来事を体験していても

人それぞれ感じ方受け止め方が違います。

 

その反応の仕方に

私が合っていて相手が間違っているわけでもありません。

 

だから、相手が自分と違うからと言って非難したり無視することも違います。

自分とは違う誰かと向き合うことで

自分の長短所も見えてきますし

成長するための材料になるからです。

 

なので、そういう人と対することがあったら

私に自分の考えがあるように

その人にもその人なりの考えがあり、

それが出来上がる過程があったのだなと思い、

まずは認めます。

認めるとは、そういう考え方をする人もいると認識することで

賛成することとは違います。

ですが、否定することも違いますから、折り合える点を探します。

 

時にはその折り合える点も見つけられないことがありますが

言い争うほどのことではないことばかりですから、

どこか着地点を見つけて終わらせます。

 

 

不思議なもので

違いがあることが当たり前なので

相手のことを認めようと思っていると

ちょっとしたことでは腹も立たず

ああ、こういう視点でいつも見ているんだろうな

と思うようになります。

 

自分が先にイライラしたり怒ってしまっては

嫌な気持ちになるだけで、一つもいい事はありません。

日常の中でもネガティブな感情を手放せるように

日々過ごしていきましょう。

 

 

 

 

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2024.09.02