誰にでも欲はあると思います。
欲と言っても、いろいろ種類があって
生きていく上で必要なものもありますが
我欲と言われるような
無くてはならない物ではなく
見栄や自尊心や単なる欲求を満たしたいという
欲もあります。
欲を持つという事は
生活していくための意欲につながることもあるので
すべてを否定する必要はありませんが
過剰な我欲は、自分にとってもマイナスに働くことがあるものです。
日々の行動の中で
“私は何々であるから、やめられない”と
自分自身で決めつけてしまう事はありませんか?
それなりに人生を過ごしてくると
イメージや思考が自動的に結びついていることがあり
条件反射のように、自分の言動や思考が起こることがあります。
それが自分自身好ましいものであれば問題ありませんが
もし、直したい習慣や欲求であれば
なんとかしたいと思いますよね。
そんな時、
何とか止めよう!とか、だめだ!と思うだけでは
なかなか思うようになりません。
だから、そんなときは
ちょっとその気持ちを一旦自分の気持ちと切り離して
“あ~そういえば、いつもこんな時にそう思うな・・・”
などと、眺めてみると気づけることがあるはずです。
これは自己コントロールにもつながりますが
ただ、やろう!とか気を付けよう!と思うだけでは
思うように進めませんが
自分の事ですが、距離を置いて第三者的な目で眺めてみると
その関係性やきっかけ、そして大元にある種になるものを
見つけることができるようになってきます。
そうすると、どうふるまえば対処できるか?という
ポイントが自分なりに見えてくるはずです。
もちろん、1回ですぐわかるわけではありませんが
そういう気持ちで取り組むうちに
少しずつ核心に迫ることができます。
自分でコントロールできない感情や欲は
時にはとてつもなく落ち込む原因にもなりえます。
だからこそ、自分自身で注意深く見てみることも必要なのです。
コメントをお書きください