ごくごく当たり前のことですが
わたしたち一人ひとり
全く同じ人間は存在しません。
見た目や姿も、考え方とらえ方
物事に対する反応の仕方、行動の仕方。
双子で生まれたとしても
完全に一致することはないのではないでしょうか。
最近思うのは、常識的とか普通と言われることについてです。
社会の中で生活していくということは
自分以外の人たちと生活するということです。
それをうまくやっていくためには
言葉を含めコミュニケーションをとる必要がありますし
節度ある行動をとることが普通ですから
当然それが出来て当たり前、という前提に成り立っています。
しかし、最近話題になることに
発達障害やADHD(注意欠如多動性障害)など
病気としてとらえられるものも増えてきました。
これは、先に述べた前提にそぐわない行動になります。
でも。。。
それも一人一人の個性の一つではないかと思うのです。
生まれてからの経験による後天的な
精神的ダメージによって発症してしまう病気もありますが
いずれにしろ改善に努めたり、治療することは必要としても
そういう個性を持っているということを踏まえて
自分自身とも他人ともうまく折り合いをつけていける方法を
探していきたいものだと思います。
今、自分と違うことや考え方に合わないことを
あっさりと切り捨てたり、攻撃してしまう傾向があるように感じます。
極論かもしれませんが
誰でも、悩んでいることがあると医療機関を訪れたなら
おそらく、何かしらの病名がついてしまうのではないかと思います。
それぐらい千差万別でいろいろで、
誰もがそれなりに苦手やできないことがあるはずです。
だから、苦手なことがあるのは当然で
できないことがあるのが普通です。
考え方でも同じことです。
100%自分と同じようにと求めても
無理であることはあきらかです。
大切なのは、何が不得意なのかわかっていることと
それをカバーするために工夫することだと思います。
カバーするのは自分だけで大変であれば
近くの誰かに手伝ってもらうようにすればいいでしょう。
その代わり、その人の不得意なこと・苦手なことを
お手伝いしてあげればいいのだと思います。
もっともっとみながいろいろなものを受け入れ認め合えば
うまくいくことがたくさんあるように感じます。
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